おたより紹介

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きのもと 10月号
令和2年10月1日 木之本保育園

涼しい秋風に、高く澄んだ空。大きく深呼吸したくなるような気持ちの良い季節になりました。夏の暑さが去り、一気に秋が深まる10月は、一年のうちでとても過ごしやすい季節ですね。子ども達は、新しくできた園庭で、かけっこやつなひき、玉入れなどの運動遊びをして、体をたくさん動かしながら、元気いっぱいに遊んでいます。
新型コロナもまだまだ安心はできない状況ですが、感染防止に十分配慮しながら、子ども達が楽しく園生活を過ごせるようにしていきたいと思っています。

今月のねらい

  • 戸外で友達と一緒に、跳ぶ・走る・歩くなどの運動を楽しむ。
  • 秋の自然に触れて、季節の変化に興味や関心をもつ。
  • 約束や決まりを守って遊び、あと片付けは、みんなで力を合わせてしようとする。

10月の行事予定

日付 行事内容
1日(木)
衣替え 3歳以上クラスは長袖スモックへの衣替えとなりますが、
まだ日中暑いときもあるかと思いますので、
しばらくは半袖スモック着用でもけっこうです。ユニフォームも同様です。
5日(月)
身体測定 たんぽぽ、ばら、もも組が対象です。
6日(火)
身体測定 すみれ、さくら組が対象です。
7日(水)
誕生会 10月生まれのお友達を各クラスでお祝いします。
8日(木)
絵の指導 すみれ・さくら組が対象です。
9日(金)
避難訓練 避難すべり台を使った訓練の他、交通安全の話も聞きます。
13日(火)
すみれ組個人懇談 すみれ組は、13日~15日の間に個人懇談を行います。
14日(水)
英語教室 すみれ、さくら、たんぽぽ組が対象です。
すみれ組個人懇談    
15日(木)
すみれ組個人懇談
21日(水)
秋の遠足(梅林公園) 職員とさくら・すみれ組ででかける予定です。
26日(月)
英語教室 10月は二回実施する予定です。
28日(水)
絵の指導
30日(金)
運動教室 すみれ、さくら、たんぽぽ組が対象です。

※新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、行事を変更したり中止したりする可能性があります。申し訳ありませんが、どうかご理解をいただきますようお願い申し上げます。

屋内手洗い場を自動水栓化しました

新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、屋内手洗い場の蛇口を自動水栓に取り換えました。手を差し出すだけで水が出、自動的に止まるセンサー式のものです。
これにより、子ども達が蛇口に手を触れず手洗いができ、新型コロナウイルス等の感染防止に効果があると見込まれています。岐阜市の補助金をいただいて、取り換え工事をおこないました。
また、3歳以上クラスでは、やはり新型コロナ感染防止として、子ども達の座る間隔を少しでも空けるため、園内にある机を利用して、これまで4人で座っていた机を2人座りにするなどしていますが、机が不ぞろいになってしまっているため、これまで使っていた机と同種のものを追加購入いたします。
今後もできる限りの感染対策をおこなっていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

「健康チェックカード」に関する注意事項について

保育園での新型コロナ感染拡大を最小限におさえることを目的に、8月より、保護者の皆様には「健康チェックカード」に、お子さんの体温や身体状況を記録して登園時に提出していただいています。
「健康チェックカード」は登園する日だけでなく、登園をされない日や日曜日・祝日の状況についても記録をしていただくことになっています。これは、万が一、新型コロナ感染が園内で発生した時に、登園日以外の状況もさかのぼって確認する必要が生じるためです。お手数をおかけしますが、どうかご協力をお願いいたします。
また、お子さんが発熱をされた場合、厚生労働省の通知に基づき、熱が下がった時点から24時間以上たったあとの登園をお願いしています。ご迷惑をおかけしますが、この点についても、どうかご協力をお願いいたします。

ふれあい動物園の中止について

10月24日(土)に予定しておりました「ふれあい動物園」(移動動物園)ですが、新型コロナ感染防止の観点から中止することといたしました。
「ふれあい動物園」は、屋外で実施するイベントですが、お子さんや保護者の方が多数集まる催しであり、また、小動物にえさをあげたり、触ったりするということもおこないますので、今回は中止せざるを得ないと判断いたしました。
子ども達も毎年楽しみにしているイベントでたいへん残念ですが、どうかご理解をいただきますようお願い申し上げます。

新年度(令和3年度)の入園申し込みについて

メール配信でもお願いいたしましたが、来年(令和3年)4月の保育園入園の募集が10月1日(木)から始まります。
在園児の方の弟さんや妹さんの4月入園を考えておられる方は、この時期に申し込みをしていただきますようお願いいたします。
本園の場合、ここ数年、0歳から2歳のクラスは、新年度早々に定員いっぱいになってしまう状況が続いています。
在園児の弟さん妹さんについては、一般の方より優先で入園できることとなっていますが、タイミングを逃してしまうと優先順位が高くても入園できなくなる場合もありますのでご注意下さい。第1次募集の締め切りは、10月30日です。入園申込用紙は事務室で配布しています。必要な方はお申し出下さい。

クラスだより

もも組 「おままごと遊びを楽しんでいます」

少しずつお話が出来るようになってきたももぐみさんは、おままごとやお買い物ごっこなどが大好きで、大小さまざまなかわいいカバンを持って、ブロックやおままごと道具を入れたり等してお買い物気分で遊びます。
カバンの中に食べ物を入れると、「じーじのいえ行こうか~!」「いってきまーす」などお話しをしながら、部屋中をお散歩しています。そしてホールでお気に入りの場所を見つけると、そこからおままごとが始まります。「せんせー こっち!」と保育者を誘い、一緒に遊ぼうとする姿も見られるようになりました。
「いただきます」「おいしいね」など会話も楽しみながら、子ども同士で顔と顔を見合わせて微笑みあい、ごっこ遊びを楽しんでいます。
0歳児のお友達も歩けるようになってきたり、ハイハイのスピードもとっても早くなり、おままごとをしている1歳児のお友達の輪に入っていき、遊び方は違っても場を共有して一緒に遊んでいます。

ばら組 「小麦粉粘土で感触を楽しみました」

ばら組のみんなは、粘土遊びが大好きです。そこで、初めて小麦粉粘土を作って遊びました。
まず最初に、保育者が粉から粘土を作る様子を見せたり、一人ひとり粉を触ったりもしました。「ふわふわ~」と言いながら、手を粉の中に埋めている子もいました。水や油が加わる事で、小麦粉が粘土に変わっていく様子を見て、「なんで?」と不思議そうに見つめる子ども達でした。
小麦粉粘土が出来上がり、実際に触ってみると「気持ちいい!」と、こねたり、色を混ぜたりして、その感触を楽しみました。ビーズや細かく切ったストローを渡すと、粘土にビーズをうめ込み、かわいくデコレーションしたり、触っていくうちに、偶然、「きかんしゃトーマス」の形になったりと、自分の好きな物に見立てて楽しむ姿がたくさんありました。ストローをろうそく、ビーズを果物に見立て、ケーキを作る子もいました。「ジオウのケーキ!」と言って、ストローを何本もたてて作ったケーキを友達や保育者に見せていました。
これからも感触を楽しむ遊びを繰り返しおこなうとともに、指先を使う遊びもたくさん取り入れていきたいと思っています。

たんぽぽ組 「ハサミがつかえるよ」

たんぽぽ組では、ハサミを使って紙を切る練習をしています。
初めてハサミを使う子は、持ち方がわからなかったり、手を上手く動かせなかったり、ぎこちない様子でした。保育者と一緒に持ち方を練習し、何度か切ることを経験すると、使い方にも慣れ、上手に使えるようになってきました。
最初は、細い紙の一回切りから始めたところ、ほとんどの子ができるようになり、大きな紙も切れるようになりました。
だんだん慣れてくると、より細かく切ったり、丸や三角を切ったり、広告の写真や絵を切り抜くことができる子も増えてきました。
「先生切れたよ~」「ハサミでもっと切りたい」など、切ることが楽しくなり、とても意欲的に取り組む姿が多く見られるようになりました。
保育園では、子ども達が安全に楽しくハサミを使った活動ができるよう、紙など切ってもいいもの以外は絶対に切らないこと、刃を人には向けないことなど様々な使い方のルールを子ども達にその都度伝え、保育者が見守る中で遊んでいます。

さくら組 「もう一回!」

9月に入り、日中、外で体を動かして遊ぶ日が多くなりました。鬼ごっこやかけっこなど元気に友達と走って遊んでいます。今、クラスみんなでの遊びを多く取り入れています。
その中の一つとして、リレーでの素敵なエピソードを紹介します。初めてリレーをした日の事です。1回目はぎこちなく終わったリレー。しかし子ども達は、よほど楽しかったのか、「楽しい」「もう一回」と希望したので、2回戦も行うことにしました。二回とも白が負けてしまうと、悔しくて泣いてしまったA君。すると赤組のBちゃんが、「みんなもう一回やろう。もしかしたら白組が勝つかもわからないから」と、みんなに声をかけました。皆もそれに同意し、もう一度走ることにしました。自然に「次、どの順で走る?」と、順番について各チームで話し合いが始まり、決まってからスタート。しかし思いはむなしく、3回戦も赤組が勝ってしまいましたが、A君は三回走って満足したのか、笑顔で、「楽しかった」と言っていました。みんなもそんなA君の笑顔にホッとしたようです。
次の日からも、チームごとで順番を決め、勝敗は気にせず毎日楽しんでいます。順番を決める時も、みんなが意見を言い合って決める姿や、お友達を思いやる姿に成長を感じる毎日です。今後も子ども達の意見を尊重しながら見守り、援助し、楽しく運動遊びを行っていきたいと思います。

すみれ組 「友達と力を合わせるってたのしいね!」

運動会は中止となりましたが、新しくできた園庭では、リレーや障害物競走を行い、運動会ごっこを楽しんでいます。
特に、リレーではバトンも上手に渡せるようになり、「きょうはかつぞ!」と言って、一生懸命両腕を振って走る姿や、チームの子を必死で応援する姿はとてもたくましく、年長児らしさを感じました。
また、他にも紅白対抗で行うオセロゲーム遊びをしています。スタートの合図で大きなオセロのコマを、自分のチームの色(赤または白)にどんどんめくっていき、終了後にチームの色のコマが多い方が勝ちという、簡単なルールの遊びなので、子ども達はすぐに理解し、楽しんでいます。必死にコマをめくり、みんなで数を数える時はいつもドキドキです。負けると悔しくて、「もう一回」と要求する子ども達。スタート前に「しろ(あか)ぐみかつぞー!オー!」と応援歌を大声で歌うほど白熱していました。
体を動かす楽しさや喜びはもちろん、運動会ごっこをする中で、ひとり一人がそれぞれの力を十分発揮するとともに、友達と力を合わせる大切さを学んでほしいと思います。

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