おたより紹介

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きのもと 7月号
令和2年7月1日 木之本保育園

今年は梅雨らしい梅雨になり、6月後半になってから毎日雨の日が続いています。
新年度が始まって三か月が過ぎましたが、新型コロナ感染拡大防止のために、4月から5月にかけて臨時休園となり、子ども達は6月になって、ようやく毎日保育園に通うことができるようになりました。
まだまだ十分な期間は過ごせていないものの、子ども達は、一日ごとに、少しずつ園生活に慣れ、心の面でも体の面でも、また、日々の生活の面でも、成長した様子がうかがえます。
社会生活や経済活動は再開しましたが、新型コロナの感染が再び広がらないよう「新しい生活様式」が求められています。保育園でも、試行錯誤を重ねながら、できる限りの範囲で感染防止を図っていますが、そのおかげで、例年7月におこなうはずの発表会、夕涼み会、プール遊びなど、楽しい行事を中止せざるを得ない状況になっているのが現状です。
そんな中ではありますが、職員一同、工夫をしながら、少しでも子ども達が楽しく夏の園生活を過ごせるよう、取り組んでいきたいと思っています。どうか皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

今月のねらい

  • 保育園でできる水遊びを通して水に親しみ、友だちと一緒に楽しむ。
  • お家の方や友達と一緒に、七夕飾りを飾ることを楽しむ。
  • おひるねの約束がわかり、準備や後始末をひとりでしようとする。

7月の行事予定

日付 行事内容
3日(金)
七夕笹飾り お迎えの際、お子さんと一緒に園の笹に飾りをして下さるようお願いいたします。
園児尿検査(予備日) 6/24に検査できなかったお子さんはこの日に提出願います。
6日(月)
七夕記念写真撮影 朝9時から撮影します。もも組も撮影しますので遅れないよう登園をお願いします。
7日(火)
避難訓練 水難防止の話をします。避難の練習は毎月しています。
8日(水)
誕生会 7月生まれのお友達をお祝いします。新型コロナ感染防止のため、各クラスに分かれて行います。
9日(水)
おひるね開始 三歳以上児も夏季の間、お昼寝を行います。
23日(木)
海の日 祝日のため保育園はお休みです。
24日(金)
スポーツの日 延期となった東京オリンピックの開催日に合わせて10月の「体育の日」が7月に移動しています。
この日も保育園はお休みとなります。
30日(木)
耳鼻科検診 園嘱託医の診察を受けます。今回は朝10時からです。

※ 新型コロナ感染拡大防止の観点から、引き続き3密(密閉、密集、密接)を可能な限り避けることとし、一定人数以上が参加する行事の開催については、やむを得ず見送ることとします。
そのため、例年7月に実施していた七夕生活発表会、夕涼み会、プール遊び、同窓会(小学1~3年生)は中止といたします。
また、英語教室、運動教室、絵の指導についても、7月はお休みとします。(8月以降の再開を検討中です。)

夏の暮らしについてお願い

  • 日没が遅くなり、いつまでも明るい時間が続く時期です。午後5時を過ぎても遊んでいる子には、声を掛けて家に帰るように促してください。
  • 手のツメがのび、ツメの間に汚れが残っているお子さんが見受けられます。
    これからの季節は、虫さされの部分をひっかいて「とびひ」になってしまったり、また、意図せず友達を傷つけてしまうこともありますので、必ずご家庭でツメを切り、清潔に保っていただきますよう願いいたします。

新園庭工事について

このたび、園舎東隣の土地を取得しました。
取得した土地は約40坪ほどの広さですが、子ども達が遊べるような園庭(運動場)にしたいと思います。
現在、園舎の東壁面塗装工事を実施しておりますが、それが完了しましたら、7月中旬頃から、園庭の整備工事をおこなう予定です。いまのところ、工事期間は3週間程度を見込んでいます。
9月には、新運動場で子ども達が遊べるようにしたいと思います。工事期間中は、工事車両が出入りしたり、振動・騒音などで、お子さんの送迎時等にご迷惑をおかけすることと思いますが、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

送迎に関するお願い

  • お子さんの送迎時、園の門扉は、短時間でも開けっ放しにしないようお願いいたします。門が開いていると、子どもが思わぬ飛び出しをし、交通事故等につながる可能性があります。門を開けたらすぐに閉め、カギをかけていただきますようお願いします。
  • 送迎時に、車上狙いの被害に遭わないため、自動車内に貴重品等を置きっぱなしにしないようお願いします。また短時間でもドアロックをして下さい。
    同様に、自転車で送迎される方も、かごの中にかばん等を入れたまま園舎に入らないようお願いいたします。
  • 急いでおられるのか、送迎時にかなりのスピードを出して自動車を走らせてくる方がおられます。狭い道で危険ですので、スピードを出し過ぎないようお願いいたします。

※ 以上のことは、お迎えに来られるおじいさん、おばあさんにもお伝え願います

クラスだより

もも組 「みんなお外遊びが大好きです」

休園が明けて初めての登園時に、お家の方と離れる事が淋しくて泣いていた子も、今ではすっかり園生活に慣れ、毎日、元気一杯、遊んでいます。
そんなもも組のみんなは、お外遊びが大好き。保育者が「おそといくよー」と声をかけると、靴下をはき、帽子をかぶって、みんなで並び、両手を前の子の肩にあてて、「がっちゃんこ」して電車に変身!もも組電車の出発です。
玄関に到着すると、保育者に手を添えてもらって靴を履き、「これ○○ちゃんの」と自分のやお友達の靴を指さしてお話ししたり、「しゃぼんだまやりたい!」とリクエストしながら、お外へ行きます。
外に出ると、みんなでお砂場やしゃぼん玉、ボール遊びなどをしていますが、特にしゃぼん玉遊びがとても大好きなようで、保育者がしゃぼん玉を飛ばすと「わーー!」「いっちゃった!」と声を上げながら、嬉しそうに追いかけたり、指を差しながらながめたりして楽しんでいます。
これから暑くなり、外に出られる時間も限られてきますが、できるだけ外に出てのびのびと、遊びを楽しんでいきたいと思っています。

ばら組 「色水遊びをしました」

長いお休みだったので、登園時に淋しくなってしまう子もいましたが、少しずつ笑顔も増え、今では、朝も笑顔で登園できるようになりました。
先日、みんなで色水遊びをしました。透明な水が食紅によってカラフルな色になるのを楽しんだり、他の色を混ぜて色が変わるごとに「わーっ!」と言って驚いたりする等、いろいろと楽しみました。
また、プリンカップに自分の好きな色水を入れて、ジュース屋さん遊びもしました。
「ジュース混ぜても良いよ」と保育者が言うと、プリンカップに入った色水をこぼさないように、そーっと注いでいました。色が変わると「オレンジ!!」「みどりになった!!」と大喜びでした。運動場に落ちている石や砂なども入れてみて、「タピオカだよ!」と、とっても美味しそうなジュースを保育者にご馳走してくれる子もいました。 みんな初めての色水遊びをとても楽しむ事ができ、笑顔いっぱいになりました。

たんぽぽ組 「みんなでおままごと楽しいね」

新しいクラスがスタートした途端に休園となったため、二度目のスタートとなりましたが、最初は緊張していた様子の子ども達も、あっという間に園の生活に慣れ、今では友達や保育者と毎日、楽しく過ごしています。
好きな遊びを自分で見つけ、友達と一緒に楽しむ姿も多く見られるようになってきました。子ども達が大好きなままごとでは、三角巾を身につけて、おみせやさんに変身したり、「ごはんどうぞ」「いらっしゃいませ」「あついのでふうふうして食べてください」など、たくさんの言葉のやりとりをしながら、お店屋さんやお客さんになりきって、子ども達なりにイメージを膨らませ、想像力豊かに遊んでいます。
ごっこ遊び、見立て遊びをしながら、日頃のおうちでの一コマや、印象に残ったシーンを再現し、そこに子ども達ならではの、ユニークで自由な発想が加わり、この年令なりの協調性やコミュニケーション能力が芽生えているのを感じ、とても嬉しく思います。
これからも、子ども達が楽しく遊べる環境を作り、一人ひとりの様々な育ちの援助をしていきたいと思います。

さくら組 「自分でお手紙入れてるよ!」

子ども達は、一つ大きくなった事が嬉しいようで、色々な場面での遊びや生活を張り切ってやっています。保育者が「一つ大きくなったから、自分で頑張ってやるんだよ。」と言葉をかけると、”うん、うん”と頷いています。
最近では、園から配布するお手紙を自分で折り、おたよりバサミにはさめるようになりました。初めの頃は、お当番さんにおたよりバサミを配ってもらうと、お手紙をはさまないで、そのままカバンの中に入れてしまう子もいました。すると友達同士で「まだ手紙入ってないよー」「じぶんではさむんだよー」などと、教えています。
手紙の大きさが色々あるため、「大きいのは半分に折ってね」と声をかけると、「簡単」「折り紙と一緒」「お母さんがちゃんと見れるように丁寧におらないと」などと、友達同士楽しんで折っては、おたよりバサミにはさんでいます。
これまで保育者がやっていた事も自分でやる事が多くなりますが、楽しみながら、自分でできる事を増やし、自信を持って、なんでもやってみようと思う気持ちがより育つよう、見守っていきたいと思っています。

すみれ組 「じぶんでつくったオモチャで遊ぶの楽しいね」

6月10日は時の記念日だったので、時計を作りましたが、作り終えると「もう一個作りたい」と言うほどみんな製作が大好きです。そこで、みんなで話し合い、「とびだすロケット」「絵合わせカード」を作る事にし、それで遊ぶ事にしました。
「とびだすロケット」は、割り箸で発射棒、ペーパー芯と画用紙でロケットを作り、飛ばすおもちゃです。ロケットの先を、ハートにしたり、翼に模様を描いたりと、ユニークで賑やかなロケットが完成しました。「3,2,1」で発射すると、「たくさんとんだ!」「はやい!」と驚いたり、喜んだりする子ども達。コツがつかめず、上手く飛ばせない子がいると、教えてあげる姿も見られました。どこまで飛んだか床に点数をつけて、何点取れるかを競ったり、障害物を倒したりなど、いろんな遊び方に夢中になっていました。
「絵合わせカード」は、2枚の画用紙に同じ絵を描き、グループに分かれてトランプのように神経衰弱をしました。友達が取れると拍手をする姿もあり、ルールを守ってグループで楽しく遊べました。
新型コロナの影響で、いろんな行事ができない状況ですが、それぞれの行事に見合った遊びを工夫するとともに、いろんな事にみんなで挑戦しながら、年長児らしい育ちができるようにしていきたいと思います。

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