おたより紹介

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きのもと 8月号
令和2年8月1日 木之本保育園

今年は長梅雨となり、そのおかげで、岐阜県を含む全国各地で大規模な水害も発生し、大きな被害を受けた地域もあります。ようやく8月に入って梅雨明けとなりましたが、7月中に梅雨が明けなかったのは、ずいぶんひさしぶりのような気がしています。
今年度は新型コロナウイルスの影響で様々な行事が実施できず、子ども達がいつも楽しみにしている夏のプール遊びも、感染予防のために中止となってしまいました。それでも、少しでも夏らしい遊びを子ども達と楽しめるようにと、保育内容を工夫して活動しています。
プール遊びのかわりにおこなっている水遊びでは、濡れてもいい服装に着替えて、戸外で思いっきり身体を動かして遊んでいます。暑い中、冷たい水がかかると、とても嬉しそうな子ども達です。
そんな中、再び新型コロナの感染が広がってきました。岐阜市でも毎日感染者の報告がされています。これ以上の感染拡大を防止するために、保護者の皆様のご協力を得ながら、なんとかこの8月を乗り切りたいと切実に願っています。

今月のねらい

  • 友達と一緒に、夏の遊び(水遊び、絵の具遊び、どろんこ遊びなど)を思いきり楽しむ。

8月の行事予定

日付 行事内容
3日(月)
絵の指導 すみれ・さくら組が水谷先生の指導を受けます。
4日(火)
身体測定 たんぽぽ・もも組が測定します。
5日(水)
身体測定 すみれ・さくら・ばら組が測定します。
避難訓練 火災を想定し、戸外へ出る練習をします。
7日(金)
運動教室 3歳以上児クラスが外部講師の指導を受けます。
10日(月)
山の日 保育園はお休みです。
11日(火)~15日(土)
海の日 職員が交代で夏休みをとります。
ご迷惑をおかけしますが、ご家庭で保育が可能な方は、ご協力をお願いします。
20日(木)
誕生会 8月生まれのお友達の誕生日を各クラスでお祝いします。
21日(金)
絵の指導 絵の指導は、原則月2回おこないます。
26日(水)
英語教室 3歳以上児クラスが、外国人講師と英語あそびをします。
28日(金)
水遊び・夏のお昼寝終了

※ 新型コロナウイルス感染拡大状況によっては、上記の行事を中止にせざるを得ない可能性があります。
どうかご理解くださいますようお願い申し上げます。

新型コロナウイルス「第2波非常事態」宣言について

5月末に「緊急事態」が解除され、いったんはおさまったかに見えた新型コロナウイルスですが、7月に入り、東京だけでなく全国的に再び感染者が急増してきました。岐阜県でも毎日のように感染者の報告があり、高校などでいわゆる「クラスター」の発生も確認されています。
岐阜県ではこれを「第2波の到来」ととらえ、7月31日に「第2波非常事態」宣言を発出し、以下のとおり県民に注意を呼びかけています。

【現 状】

○「第2波」が到来(7月の感染増加は、4月を上回るスピード)
○「愛知県、特に名古屋」の酒類を伴う飲食店で感染多発
(岐阜県県感染者の約6割が、愛知県由来。愛知県由来のうち、繁華街のクラブ等、酒類を伴う飲食店での感染者が、約7割超。) 
○「若者」の感染急増、「学校クラスター」の相次ぐ発生
○若者から高齢者への感染拡大の懸念
(高齢者に拡大すれば、急速に医療機関を圧迫)
○今後、人の動きの活発化(夏休み、お盆休み、GoToキャンペーン)

【対 策】

○愛知県、特に名古屋での酒類を伴う飲食の回避
○学校夏休み、お盆休み対策の徹底

  • 児童生徒は、健康チェックカードによる毎日の体調管理。
  • 保護者は、児童生徒の感染防止対策の確認。
  • 教員は、自らの感染防止対策の遵守と体調不良時の報告。
  • 大学生は、特に、締め切った場所及び多人数での懇親会やパーティー、カラオケを自粛。

○感染防止対策の基本の徹底

  • 「人との距離確保」「マスク着用」「手洗い」。
  • 3密の場(「密閉」「密集」「密接」)の回避。
  • 家族以外の集団での会食の回避。
  • 毎日、体調を自己チェック、体調異常の場合は、外出ストップ。
  • 県の「感染警戒QRシステム」と政府の「接触アプリ(COCOA)」の活用。

今回の非常事態宣言は、4月、5月の時のように、保育園の臨時休園や、登園自粛を求めるものではありませんが、園でも感染防止対策をいまいちど振り返り、実施していきたいと思っておりますので、保護者の皆様におかれましては、お子さんの健康観察、登園時の「健康チェックカード」提出などにご協力をお願い申し上げます。

小学校6年生及び高校2年生同窓会の中止について

例年、学校夏休み期間に実施してきた卒園児の同窓会については、新型コロナによる臨時休校の影響で夏休み期間が短縮されたことなどにより、小学1年生から5年生までの同窓会の中止を既にお知らせしています。
小学6年生の同窓会については、小学校最後の同窓会であること(部活が忙しい等の理由で、中学生の同窓会は実施していません)、高校2年生の同窓会については、最後の同窓会になることから、なんとか8月中に実施できないかと考えていました。
しかし、7月後半から現在までの県内の急激な感染拡大状況から、小学6年生及び高校2年生の同窓会についても、やむなく中止をすることにいたしました。たいへん残念でなりませんが、どうかご理解をお願いいたします。

クラスだより

もも組 「歌遊びが大好きです」

雨の日続きで、なかなか外遊びができない日ばかりでしたが、もも組では、お部屋で歌遊びを楽しんでいます。
好きな玩具で遊んでいても、保育者が「お歌、うたおうね」と誘うと、子ども達は玩具を片付けて保育者のまわりに集まり、「アンパンマン!」と、「トントントントンアンパンマン」の手遊びのリクエストをします。アンパンマンの手遊びはとても人気があり、毎日楽しんでいます。最後の「バイキンマン」の所では、天井に飾ってあるバイキンマンに手を振り、「バイバーイ!!」とするのがお決まりになっています。
その他、季節の歌では、6月に歌っていた「カエルのうた」は子ども達も大好きで「小さいカエルさん!」や「大きいカエルさん!」らしく保育者がピアノの音を変えて、小さく跳んだり、大きく跳んだりして、とても可愛い姿がたくさん見られます。
梅雨が明けたら、夏らしい曲もたくさん歌って楽しみたいと思います。

ばら組 「友達と遊ぶの楽しいな」

6月は、保育園再開で生活リズムの変化に戸惑い、涙する子も多くありましたが、今ではその頃が懐かしいほど、元気一杯、笑顔一杯で毎日を過ごしています。
毎朝の遊びの初めに、1人ずつ名前を呼ぶと、「はぁい!」と手を挙げて返事をする子、照れながらも小さな声で返事をする子など様々です。歌遊びでは『たなばたさま』『みずでっぽう』等の歌を覚え、歌に合わせて踊ったり、『みずでっぽう』の歌の時は、友達や保育者に水をかける真似をし、追いかけっこをして走り回るのも毎回大盛り上がり、楽しいひとときとなっています。
また、この2ヶ月で一番変わったと思うのは、友達との関わりができた事です。
「いっしょにあそぼ」「いいよ」と言い合ったり、大好きな友達が登園すると嬉しそうに駆け寄ったり、どちらからともなく遊びに誘い、楽しそうにケラケラ笑い合ったり…。とてもにぎやかになりました。時にはささいなトラブルが生じ、危険を感じる場面も増えましたが、これからも子ども達を大切に見守っていきながら、友達と関わる喜びを味わえるようにしていきたいと思っています。

たんぽぽ組 「おばけを描いたよ」

7月から歌っている、子ども達の大好きな『おばけなんてないさ』の曲にちなんで、絵の具でおばけを描きました。
夜をイメージした紺色の画用紙に筆を使って描くことにしましたが、筆を初めて使う子も多かったせいか、最初は少し緊張した様子で恐る恐る筆を動かしていた子ども達も、慣れてくると、滑らかに動く筆の心地よさがわかり、ダイナミックに、伸び伸びと描けるようになり「せんせい、おばけかけたよ」と嬉しそうに取り組んでいました。
おばけの目と口は、指先で折紙をそれらしくちぎって作りました。「○○ちゃんのおばけ、おめめちいさいよ」「ピンクのおめめにしたよ」「くちはここでいいね」など、どんな顔にしようか自分で考えながら貼り、出来上がると「せんせいできた~、みてみて」と大喜びで見せてくれました。
絵の具やクレヨンを使いお絵描きや製作遊びを行う時には、服や手が汚れてしまう事もありますが、これからも、伸び伸びと描く事の楽しさを子ども達が十分味わえるような機会を多く作っていきたいと思います。

さくら組 「金魚の風鈴作ったよ」

先日、夏ならではの金魚の風鈴の天井飾りを作りました。
「金魚の折り紙は、少し難しいよ」と保育者が伝えると、「大丈夫!」「早く折ろうよ!」とやる気満々。1カ所ずつゆっくり折っていきました。友達が「ここどうするの?」と聞くと、保育者が教える前に、隣の席の友達が「かして。こうだよ」と手伝ったり、教えてあげたりしながら折る事ができました。ハサミを入れる部分が細いため、保育者が切って尻尾を作ると、「すごーい」「金魚になったー」と歓声が上がりました。
風鈴の部分は、マーブリングという技法で模様を紙コップにつけました。赤・黄・青などの好きな色の絵の具を水に垂らして、ストローで水の上をやさしくなぞると、模様が出来ます。そこに紙を置いてその模様を写し取ります。
先に終わった子が、これから始める友達に「ストローでこうやるんやよ。何色にする?」など教え、きれいな模様が現れると、「先生、今、ここ!」と、チャンスを逃さず教えてくれました。模様ができるたびに、「すごーい」「きれいだね」「この絵の具すごいな」などと感動していました。世界に1個だけのステキな金魚の風鈴が出来上がり、さくら組が涼しげになりました。

すみれ組 「おいしそうなトウモロコシの絵が描けたよ」

先日、みんなでトウモロコシの皮むきをした後、そのトウモロコシを描きました。
「トウモロコシの皮むきをしてみよう!」と誘うと、「おもしろそう、やってみたい!」「トウモロコシきらいだよーう」など様々な第一声でした。実際に触ってみると、「ざらざらしてるね」「けがあるよ」と感想がたくさん飛び交い、興味津々。
「密」を避けて2つのグループに分かれ、間隔を開けて円になり、順番に1枚ずつ皮をむいていきました。ドキドキしながらむく様子に、回りの子もむいている子の方に身を乗り出して見ていました。トウモロコシの実がみえると「うわー!」と歓声が上がり、むき終えるとみんなでバンザイをして大喜びしました。
皮むきをした後、トウモロコシの皮や実がどんな形や色をしているか、みんなで話し合い、十分見てから、とうもろこしの形を描き、絵の具で色を塗りました。「つぶつぶいっぱいだね」「かわもたくさんあるよ」と、見た感じ、触った感じを再度友達と話しながら描いていました。画用紙いっぱいにトウモロコシの実を一粒一粒根気よく描く子、画用紙が足らなくなって、もう一枚つぎたし、ダイナミックなトウモロコシを描く子など、一生懸命に描くことができました。出来た絵を部屋に飾ってみんなで褒め合い、おいしそうなトウモロコシを見て、とっても嬉しそうでした。

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